1年生のたし算・ひき算プリント(無料・答えつき)くり上がり・くり下がりも、その場で作って印刷

公開日  更新日  文:牛草弘陽(運営者情報)

練習したい計算を選んで「プリントを作る」を押すだけ。押すたびに新しい問題を作ります。答えは別のページにつきます。プリントの下には、くり上がり・くり下がりの考え方と、文章題で迷ったときのヒントをまとめました。

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問題の種類(いくつでも)
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A4で印刷できます。スマホからは「印刷する」→ プリンターを選ぶか、PDFに保存してください。問題はこの画面の中だけで作っていて、どこにも送信しません。押すたびに新しい問題になります。

この記事のまとめ

  • 1けたどうしのたし算と、その逆のひき算(くり上がり・くり下がりをふくむ)は小学1年生の内容です(学習指導要領 第1学年)。
  • 練習の順番は10までのたし算・ひき算 → くり上がり → くり下がり。
  • すべての土台は「10になる2つの数」(1と9、2と8…)。ここがすらすら言えると、くり上がり・くり下がりが楽になります。
  • くり上がりは「10をつくる」、くり下がりは「10からひく」か「順にひく」で考えます。
  • 文章題は、言葉だけで決めずに場面を絵やおはじきで表してから式にします。

練習する順番

  1. 10までのたし算・ひき算:3+4、9−5 など。0のたし算・ひき算(5+0、4−4)もここで。
  2. くり上がりのあるたし算:8+7、9+4 など。こたえが11〜18になる36問。
  3. くり下がりのあるひき算:15−7、12−9 など。くり上がりの逆の36問。
  4. 2けたのかんたんな計算:20+40、13+4、38−8 など、くり上がり・くり下がりのないもの。

くり上がり・くり下がりのある問題は、1けた+1けた・十いくつ−1けたの組み合わせが全部で36問ずつしかありません(運営者が数えたもの)。プリントを何まいかくり返すと、全部の問題にふれることができます。

「10になる数」がすべての土台

1 と 9 2 と 8 3 と 7 4 と 6 5 と 5
どちらから聞かれても、すぐに言えるようにしておく(「7はあといくつで10?」→「3」)

学習指導要領の解説では、こたえが10より大きいたし算と、その逆のひき算は「10とあと幾つ」という数の見方を使って計算するとされています。「13は10と3」「10は7と3」のように、数を分けたり合わせたりする見方が、くり上がり・くり下がりの土台です。

くり上がりのあるたし算:10をつくる

8+7を例にすると、2つのやり方があります(学習指導要領解説の例)。

たす数を分ける(加数分解)
8 + 7 → 8 + 2 = 10、10 + 5 = 15
7を2と5に分けて、8と2で10をつくる
たされる数を分ける(被加数分解)
8 + 7 → 3 + 7 = 10、5 + 10 = 15
8を5と3に分けて、3と7で10をつくる

分けた数を、さくらんぼのように線でつないで書くことから、家庭や学校で「さくらんぼ計算」と呼ばれることもあります。多くの場合は、10に近いほう(8+7なら8)を10にするほうが楽です。

くり下がりのあるひき算:10からひく・順にひく

12−7を例にすると、こちらも2つのやり方があります(学習指導要領解説の例)。

10からひく(減加法)
12 − 7 → 10 − 7 = 3、3 + 2 = 5
12を10と2に分けて、10から7をひき、のこりの2をたす
順にひく(減減法)
12 − 7 → 12 − 2 = 10、10 − 5 = 5
7を2と5に分けて、まず2をひいて10にし、のこりの5をひく

解説では、どちらを主にするかは数の大きさに合わせて柔軟に、子どもの様子に合わせて指導することが大切だとされています。学校で習ったやり方があれば、家でもそれに合わせると混乱しません。

文章題の考え方

学習指導要領では、たし算・ひき算が使われる場面を式に表したり、式から場面を読み取ったりすることも1年生の内容です。

  1. 場面を思いうかべる:「すなばで8人あそんでいます。3人かえりました。」なら、8人から3人がいなくなる場面。
  2. 絵やおはじきで表す:○を8こかいて、3こに×をつける。
  3. 式にする:8−3=5。こたえに「5にん」と単位をつける。

「あわせて」「ぜんぶで」「ふえると」はたし算、「のこりは」「ちがいは」「いくつおおい」はひき算になることが多い言葉です。ただ、言葉だけで決めると逆になる問題もあるので、手がかりの一つとして使います(運営者の考え)。

反対に、式から問題をつくる練習もおすすめです。「6−3+7」から「りすが6ぴき。3びきかえって、7ひききました」のようなお話をつくると、式の意味がよくわかります(解説にある例)。

つまずきやすいポイントと、家でできる対策

1. くり上がりで、何と何に分ければいいかわからない

「10になる2つの数」がまだすぐに出てこない状態です。プリントの前に、「8はあといくつで10?」のような問題を口で10問ほど出してから始めます。

2. くり下がりで、ひく数とひかれる数が入れかわる

13−5の一のくらいで「5−3=2」と、逆からひいてしまうまちがいです。おはじきを13こ並べ、10このまとまりと3こに分けて、本当に5こ取るところを見せます。

3. 指で数えて、1つずれる

数えはじめの数を数に入れてしまい、こたえが1つずれます。数える方法から、10をつくる方法へ少しずつ移ります。

4. 0のたし算・ひき算でまよう

「5+0」「4−4」で手が止まることがあります。「玉入れで1こも入らなかった」「りんごを全部食べた」のように、0が「なにもない」ことを表す場面で確かめます。

こんなときは、ひと休み
  • 同じ種類の問題で3日続けて止まっているとき(10までの計算に戻る)
  • 時間をはかるのがいやになっているとき(はからずに5問だけにする)

よくある質問

くり上がりのあるたし算は何年生で習いますか?

小学1年生です。学習指導要領の第1学年に「1位数と1位数との加法及びその逆の減法の計算が確実にできること」とあり、8+7のようにこたえが10をこえるたし算と、その逆の15−7のようなひき算もここにふくまれます。2けたの筆算は2年生です。

「さくらんぼ計算」は必ず書かせたほうがいいですか?

10をつくる考え方がわかるまでは書くと助けになります。考え方がわかって、頭の中でできるようになったら、書かなくてもかまいません。学校で書き方の指示がある場合は、そちらに合わせてください。

指で数えるのをやめさせたほうがいいですか?

最初は指やおはじきで数えてかまいません。ただ、くり上がり・くり下がりは数える方法だとまちがいが増えるので、「10のまとまり」を使う考え方に少しずつ移っていきます。まずは「10になる2つの数」を言えるようにするのが近道です。

ひき算は「減加法」と「減減法」のどちらで教えればいいですか?

学習指導要領の解説では、どちらを主にするかは数の大きさに合わせて柔軟に、子どもの様子に合わせて指導することが大切だとされています。13−9のようにひく数が大きいときは減加法(10からひく)、11−2のようにひく数が小さいときは減減法(順にひく)が楽なことが多いです。

1日にどれくらい練習すればいいですか?

このサイトでは1日5〜10分、プリントなら20問を1まいを目安にしています。時間をはかって記録しておくと、速くなったことが目に見えて続けやすくなります。

文章題で、たし算かひき算かわかりません。

問題の場面を絵やおはじきで表してみるのがいちばんです。「あわせて」「ぜんぶで」はたし算、「のこりは」「ちがいは」はひき算になることが多いですが、言葉だけで決めるとまちがえる問題もあるので、場面を思いうかべる練習をします。

参考にした資料

くり上がり・くり下がりの問題数(36問ずつ)は、1けた+1けたの組み合わせから運営者が数えたものです。「さくらんぼ計算」は一般的な呼び方で、教科書によっては使わないことがあります。